【Blog】この地の王さま

毎日暑い。北海道なのに、十分すぎるくらい暑い。

クーラーを止めようものなら、途端に部屋中が熱風で満たされる。というか、2階から1階に向かって熱風がふり注ぐ(吹き抜けのせい?)

小さいころはこんなに暑く感じることはなかった。運動会や体育祭で、炎天下に長時間さらされたときくらい。

本当にここ10年で急激に変わってしまった。
北海道ですらこんなに暑いのだから、本州以南の人たちは命の危険を感じる暑さだろうと、ニュースを見るたび気の毒になる。

このあいだ、ニトリでNクールの一番冷たいやつをいそいそ買ってきた。なるほど、ぺたり冷たくて触れた部分が気持ちいい。クーラーのない部屋で寝ている長男が喜んで使っている。
これはさぞや売れているだろうと思って軽く検索すると、2012年の発売から今夏で累計販売数1億点を突破したそうだ。

小さいころ家族で行った、まだ素朴な地方の家具屋さんだったニトリ。それから10年後、合同企業説明会で大きなブースが満員御礼だった。さらに20年後、猛暑に苦しむ人々を冷感グッズで救っている。
同世代の道産子なら、その変遷を同じように感心しながら見てきたはず。

夏休み直前も毎日暑くて、教室も暑いし(スポットクーラーしかない)、登下校中も暑いしで、次男はへろへろになっていた。

家に帰ってくると、アイスを食べながら休憩、ゲームをしながら休憩、ちょっと勉強したあとの休憩、テレビを見ながら休憩、仮眠、仮眠のあとの休憩、と小刻みに「休憩」を繰り返していた次男。

そしてふいにこちらを見て、ハッと気づいた顔をした。

「おれ、この地の王みたいだ。8回も休憩してる!」

自由に休憩できるくらいで王様になったように感じるなんて、毎日一生懸命学校に通って、時間を守った生活をしているからだろうと思った。
反対に、毎日家で家事と仕事をして好きなタイミングで休憩できることに、申し訳なさを感じた。いつも思っているのだけど、うちでは子どもたちのほうがえらい。

そんな我が家の王は、『しりとりのだいすきなおうさま』という絵本がお気に入りだった。
「トースト、トマト、トースト、トマト…」何回読んで、同じところで笑ったかわからない。絵も可愛く、お話もオチまで軽快で楽しいので、園や学校での集団読み聞かせにもぴったりだ。

次男はそもそも「しりとり」遊びが大好きで、小3の現在もだ。布団の中、暗闇で延々と続けるしりとりで、語彙を増やしてきた感すらある。

『しりとりのだいすきなおうさま』が先でしりとり好きに育ったのか、しりとりが好きでこの絵本にビビッときたのか、もう忘れてしまった。

どちらにせよ、こういう言葉遊びや、言葉の持つ面白さをテーマにした絵本は、子育て中の親にとってありがたい。
息子たちの読書歴にも複数冊あって、そのときどきで助けられてきたので、これから思い出しながら紹介していきたい。

昨日は、息子の友だちも連れて町内会の盆踊りに行った。盆踊りのほか、函館で覇権を握っている「いか踊り」もくり返し流され、息子たちは結構まじめに踊っていたので面白かった。
おもちゃくじを引いて、ジャンボたこ焼きを食べて帰宅。暑かったけど楽しかったね。

スタバでピーチのフラペチーノを頼んだらこんな絵が。たぶん桃が盆踊りしてる。

※【本棚】ページであらすじなどをご紹介しています

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